教育ITソリューションexpo 視察と今年の動向について

教育ITソリューションexpo行ってきました

今年の動向

地方のため毎年行けるわけではないのですが、高校で情報科目が改善された2012年前後が一般企業の出店数、各教育関係(大学や教育委員会など)が多く参加していたような気がします。その頃を境に規模が下向きになっていたような気がします。今年に入って、再来年から始まる小学生のプログラミング教育や、先生の働き方改革、学校の運営管理など盛り上がる要素があったおかげで、出店数も多かったようで例年以上に大規模での開催だと思いました。

見回って感じたこと

  • 学校経営をサポートするようなソリューションが多かった
  • 先生の働き方改革のような仕組みを提供している企業が多かった
  • プログラミング教育を意識した教材が多数展示
  • 電子黒板等の先進的な技術は一時期に比べて落ち着いたような気がする
  • オープンソースでの教育ソリューションを提供している企業を見つけられなかった
  • 直接的な教材を展示する企業は少ないように見受けられた
  • AppleのSchoolManagerがすごい使い勝手よさそう
  • ChromeBookの展示はあったがGoogleClassRoomの紹介はなかった気がする
  • 電子黒板はブームが落ち着いてきた
  • 震災に関するトレンドが落ち着いてきた気がする(防災頭巾や学校の安全を守るツール等など

新しい発見があったこと

  • Totara learn (後で調べる
  • AppleSchoolManager
  • 採点アウトソーシング登下校通知システム
  • 入学前生徒フォローアプリ

これからのトレンドになりそう

  • 学生のID管理、利用後のデータ管理
  • 公務運営に必要な先生方のデータベース系のツールなど
  • 先生が手間にしているニッチな部分のソリューション
  • 先生が使っている問題のノウハウの蓄積ができる何か
  • 小学校プログラミング学習のロボットなどの教材
  • 学童とか小中高の学生がプログラミングが学習できるセミナーとか

最後に

おそらくこの盛り上がりは来年再来年ぐらいまで続くのではないでしょうか。プログラミング教育の導入に続き、学校自体の古い体質から抜け出さなければいけない、先生方の働き方改革などしばらくは大きな話題が続きそうです。世界的な流れとして、実生活でもスマートフォンやタブレットの普及により、中高の情報教育がさらに高度化が進むと予想されます。今後の教育の分野ではハード面、ソフト面を有効に活用して教育の現場を中心にステークホルダーを巻き込むようなソリューションが注目されるのではないでしょうか。

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