2020年度までに必要な“ギリギリ最低限”のICT教育環境

https://ict-enews.net/zoomin/21icten/

教育現場で最低限必要と思われる環境をまとめた記事が公開されていました。

MakeCode×micro:bit 200プロジェクトが実施した、200校に教育用マイコンボードをプレゼントする企画で、プログラミング教育を行った実態アンケートを元に記事が作成されていました。

http://www.wdlc.jp/report/20181130.html

配ったまでは良いが、実施していない学校が抱える問題の多くは、

・学校内のインフラ、環境の整備が整っておらず実施できない
・教師のプログラミングスキル不足
・教材不足

この3点が指摘されていました。

私が気になったところだと、ICT環境整備のステップ内に個人用スペースがあることが気になりました。例えばその個人用スペースを実現するために、どうやって行うのでしょうか? 校内にサーバを立ててディスクを割り当てるのか、クラウドサービスを利用するのか、毎年変わる学生に対してアカウント管理はどうなるのかなど。

おそらく学校の先生が片手間で行うような仕事では無く、専任の担当者や外部の業者が必要になるはずです。私がちょっと見ている学校で全くこんなことをやっておらず、WindowsNTの共有フォルダでいまだに運用している学校もあり、ネットワークも業者が入れたフィルタリングソフトでアクセス出来ないようにして、有線LANも下の先を引っこ抜くなど、これでいいんだという運用の仕方をしていました。

まだまだ地方はITなんて使わなくてもわが校には伝統と歴史があるという人たちが巣食っている現状どうしていくのでしょうかね。

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