LMS情報Blog

HP教育現場向けPC発表

https://techable.jp/archives/91378

HPから教育現場用のChromebook発表の話題が紹介されていました。

HPから発表された今回の端末は価格はまだ発表されていないそうですが、プロセッサーや画面解像度を見るにそこまで高い端末ではないのかと予想されます。USB Type-c, Type-a, SDカードリーダ、イヤホンジャックなど一通り困らないように揃っているそうで、期待ができそうです。

この端末を学生が教育現場でGoogleのサービスを利用して、ICT教育が行われて行くのでしょうか。最近では一人一台のPCもだんだんと当たり前に整備されてきています。私の住んでいる地方では教室にネット回線すら通っていないところがあるのですが、来年のプログラミング教育実施は大丈夫なのでしょうか・・・

Gsuiteとは?

最近GoogleのGsuiteを導入する企業が増えてきました。GsuiteはGoogleが提供しているオフィスのソフトウェアなのですが、ブラウザ上でサービスが利用でき、データの管理先がクラウド上のため、ファイルの管理やバックアップなどを気にしなくても良いなどのメリットがありまして、これだけで仕事を行うことがてきます。

https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/features/

ChromeBookとは?

Chromebookは起動するとChromeが表示され、ブラウザ以外の操作がほぼ制限されています。ファイル等のデータ管理はクラウド上に保存され管理されます。本体は低スペックのように見えますが、クラウドを利用することを前提のマシンですので、起動が早くそこそこちゃんと動いてくれる端末です。

SDGs(持続可能な開発目標)

最近よく話題に出されているSDGs、教育の世界にも根本的な考えや指針になるかもしれない内容になっています。もともと国連サミットで採択され、じわじわと様々なところでも聞こえてきました。

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)とされ、17の目標が掲げられています。もともと前身の目標としてあげられていた、2015年までの発展途上国への8つの支援(1.貧困・飢餓, 2.初等教育, 3.女性, 4.乳幼児, 5.妊産婦, 6.疾病 7.環境, 8.連帯)をもとに、普遍性、包摂性、参画型も統合性、透明性を盛り込んだ形で新たなる目標が採択されたものが、SDGsになります。

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます

外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html#about_sdgs

外務省地球規模課題総括課のTwitterも開設されています。

日本では2019年のアクションプランとして、

  • SDGsと連動する「Society 5.0」の推進
    • 中小企業におけるSDGsの取組強化
    • 科学技術イノベーション(STI)の推進
  • SDGsを原動力とした地方創生,強靱かつ環境に優しい魅力的なまちづくり
    • SDGsを原動力とした地方創生
    • 強靱かつ環境に優しい循環型社会の構築
  • SDGsの担い手として次世代・女性のエンパワーメント
    • 次世代・女性のエンパワーメント
    • 教育・保健分野における取組

国内実施・国際協力の両面においてSDGsを推進していくとのことです。

SDGsの触りだけ紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。私達の生活と仕事に徐々に浸透してくる気配が感じ取れたでしょうか? これからも少しずつですか取り組みなどをご紹介していければと思います。

新年明けましておめでとうございます

去年から始めた教育系ソフトウェアのサイトです、まだ一年立っていないにもかかわらず本業に時間を取られてしまい、更新がまちまちでしたが今年は時間が取れそうなので、色々なチャレンジをしていきたいと考えております。

コンピュータを利用しての教育というのは、昭和の時代を引きずって本当にこれが世界に通用するような人材を育てる事ができるのかなと心配です。このブログを通じで教育という分野に少しでも光が当たれば良いなという気持ちで取り組んでおります。

よろしくお願いいたします。

2020年度までに必要な“ギリギリ最低限”のICT教育環境

https://ict-enews.net/zoomin/21icten/

教育現場で最低限必要と思われる環境をまとめた記事が公開されていました。

MakeCode×micro:bit 200プロジェクトが実施した、200校に教育用マイコンボードをプレゼントする企画で、プログラミング教育を行った実態アンケートを元に記事が作成されていました。

http://www.wdlc.jp/report/20181130.html

配ったまでは良いが、実施していない学校が抱える問題の多くは、

・学校内のインフラ、環境の整備が整っておらず実施できない
・教師のプログラミングスキル不足
・教材不足

この3点が指摘されていました。

私が気になったところだと、ICT環境整備のステップ内に個人用スペースがあることが気になりました。例えばその個人用スペースを実現するために、どうやって行うのでしょうか? 校内にサーバを立ててディスクを割り当てるのか、クラウドサービスを利用するのか、毎年変わる学生に対してアカウント管理はどうなるのかなど。

おそらく学校の先生が片手間で行うような仕事では無く、専任の担当者や外部の業者が必要になるはずです。私がちょっと見ている学校で全くこんなことをやっておらず、WindowsNTの共有フォルダでいまだに運用している学校もあり、ネットワークも業者が入れたフィルタリングソフトでアクセス出来ないようにして、有線LANも下の先を引っこ抜くなど、これでいいんだという運用の仕方をしていました。

まだまだ地方はITなんて使わなくてもわが校には伝統と歴史があるという人たちが巣食っている現状どうしていくのでしょうかね。

AI活用と教育

Youtubeのディスカバリーチャンネルにて、AIと教育についての動画が公開されていました。

中身はIBMのWatsonというAIを教育に応用して、こういう事ができますという紹介でした。タブレット端末での学習や、つまづきの多いところの分析などで利用されているようです。

まだちょっと具体的ではなく雲をつかむような話なのが気になりますが、じわりじわりと教育の現場にもAIが導入され、教師はサポートに回るということが現実に起こりうるのではないでしょうか?

Microsoftの教育

https://www.microsoft.com/ja-jp/education

Microsoft Education
「子どもたちの学び」と「教職員の働き方」の2つの改革のお手伝いをします。

https://www.microsoft.com/ja-jp/education

Microsoftもかなり教育の分野には力を入れています、自社のwindowsやSkype、officeなどの付随サービスを利用したICT環境を提供しています。

このサイトがマイクロソフトの教育のための主な情報発信の場所になります。
ソフトウェアからハードウェアや使い方まで幅広く情報を発信しています。

https://aka.ms/ict_research1806

各学校の調査報告なども掲載されていますので、ICT教育で何ができるかなどファーストステップとして活用してみてはいかがでしょうか?